「生きている上で変わらないこと」(The Universal Constant in Living)
※2022年度 開講コース
1941年(アレクサンダー72歳)出版のアレクサンダーの最後の著作です。アレクサンダーは、この本の序文に「前著『自分の使い方』を書き終えたとき、それまでの2冊と合わせて3冊の本があることで十分だと思ったが、誤解がまだあり、理解が充分にされていないことが分かったのでこの本を書くことにした。」と述べています。また「『自分の使い方』の出版の後、テクニークに科学的説明を与える生物学や生理学の分野の発見があった」ので、それについても触れました。
それまでの本と異なり、テクニークの具体的な記述は余りありませんが、アレクサンダー・テクニークがなぜ必要かをさまざまな人間の特性から考えさせてくれます。