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アレクサンダー・テクニークとは

アレクサンダー・テクニークは、「あなたの体の使い方」を見直すためのメソッドです。

多くの方が、無意識のうちに自分の体を緊張させてしまいます。また、身体に負担を強いる姿勢や身体の動きをしてしまいます。気がついていないために、これが習慣化してしまい、肩こりや腰痛、首の痛みといった「慢性的な身体の痛みや疲労感」が生じたり、音楽・ダンス・演技・スポーツなどのパフォーマンスをする際に「本来の自分の持つ能力」を充分に発揮できていなかったりします。

このテクニークを学ぶことで、こうした緊張に気づくことができるようになり,それをやめていくことで、あなた本来の持つ楽さや自由さを取り戻し、よりよいパフォーマンスを発揮できるようになります。

アレクサンダー・テクニークの原理

その1.頭・首・胴体の関係性

アレクサンダーテクニークは、人間に本来そなわっている自由さと能力を取り戻すために 、頭・首・胴体のつながりを理想的なものにし、プレッシャーを減らして 身体が自由にのびのびしていることを大切にします。

プレッシャーを減らすといっても、あなたが“習慣としている感覚”を使うのでは、緊張はなくなりません。
アレクサンダー・テクニークでは、教師が生徒に触れたり言葉をかけることによって、身体と意識に気づきや変化を与えます。
その変化によって、「習慣化」された緊張パターンを減らしていく事を学びます。

「アレクサンダーテクニーク」は、オーストラリア人のF.M.アレクサンダー(F.M.Alexander,1869-1955)の発見から生まれました。その最も革新的な発見が、この頭と首におけるプライマリーコントロールです。

頭/首における「プライマリーコントロール(初源的協調作用)」

  • 頭が、脊椎の状態・在り方を決めること。
    頭と脊椎がどのような状態でつながっているかが、私たちの「動きの質」を決めるので、 頭と脊椎がどういう関係性を持っているかは、身体がより自然でスムーズに動くことと深く関係がある。
  • 上記のような “仕組み”を持っているので、私たちが「よりよい自分の使い方」を取り戻すために出来る事は、「頭と脊椎の関係性に、 自分がどのように干渉しているか」に“気づく事”しかない。
  • そして、もともともっている頭と脊椎の自然なバランスに“干渉”することをやめさえすれば、その結果として自由で柔軟な動きがおこる。

アレクサンダーはしばしば言ったそうです
「放っておけば、正しい事は自然に起こる」
しかし、ただ,放っておくだけでは、習慣的な自分の使い方から抜け出る事はできません。
どのようにすれば、放っておけるのか、アレクサンダーテクニークのレッスンで、体験することができます。ぜひ実際のレッスンを受けてみてください。

 

その2.「心身の使い方・機能・構造」と習慣の関係性

構造(・マッサージ・整体・カイロプラクティス・筋肉トレーニング)機能(・アロマセラピー・薬・サプリメント)使い方(アレクサンダー・テクニーク[身体:・ウォーキング法・姿勢術・バレエ流姿勢術][精神:・イメージトレーニング・座禅,瞑想・メンタルカウンセリング)

  • 「心身両面の使い方」に対してアプローチします。
  • 不要な習慣を抑制しながら使い方を良くすることを目的とし、それにより人それぞれ本来備わっている能力を発揮できるようサポートする「自分の使い方トレーニング」です。
  • あらゆる行動やトレーニングを行う場合に弊害となる習慣を減らし、トレーニング以前の基礎として扱われます。

1.人間の「使い方」「構造」「機能」はそれぞれ影響しあっている。2.身体・精神を含めた「使い方」には人それぞれ「習慣」がある。3.習慣が「使い方」に悪い影響を与えると「使い方」に不具合が起き、「構造」と「機能」にも同様に不具合が生じる。4.アレクサンダー・テクニークでは悪い影響を与える「習慣」を減らすことで「使い方」を向上させ同時に「構造」「機能」の状態も向上させる。

 

その3.ボディ・マッピングについて

ボディ・マッピングは、身体の再認識に関するレッスンです。

このワークはアレクサンダー・テクニークの教師であるビル・コナブル教授の発見から始まりました。なんとなく持っている、身体に対するイメージや認識を総称して「身体の地図」とよんでいます。

もし、まちがった「身体の地図」をもっていると、スムーズな身体の動きが阻害されます。
ボディ・マッピングでは、簡単な解剖学や呼吸のメカニズムなどを認識しなおすことで「身体の地図」を修正し、機能的で効率のよい動き方をとりもどす事ができます。
たとえば、膝関節がどこにあるのか? 腕はどこからはじまっているのか? など、簡単な認識ひとつで、身体の動きは変わります。そして、体の故障などが解決することもあります。
このようにして、楽器の演奏、スポーツ、日常生活のあらゆる動きに役立てていくことが可能です。

BodyChanceでは、通常のレッスンでもこのボディ・マッピングを学びます。また、ボディ・シンキングコースでは、ボディ・マッピングをたいけいてk学ぶ事ができ、卒業後はボディ・マッピングに関するプロの教師(ボディ・シンキング コーチ)として、人に教えられるようになります。

ノーベル賞受賞者の語録

1. チャールズ・シェリントン卿

「アレクサンダー氏は、それぞれの行動が、統合された個人全体、心身的なその人全体によって行われるものとして扱い続けることで、この分野に貢献した。一歩を踏み出すということは、こちらの足やそちらの足を動かしただけですむような出来事ではなく、その瞬間における、少なくとも頭と首を含む、全体的な神経筋肉的な動きである。

ノーベル医学賞受賞者 チャールズシェリントン卿 著 "The Endeavor of Jean Fernel(ジャン・フェルネルの試み)"

2.ジョージ・E.・ゴグヒル教授

「アレクサンダー氏の方法論は、個人を、全体として、そして自己活性化する存在として扱う。彼は、反射メカニズムを修復し再教育し、習慣を有機体全体の機能との関係性において、正常なものにする。私は、この方法論を、完全に科学的で学術的に確かなものとして考える。」

ジョージ E. コグヒル教授 ノーベル賞受賞者 解剖学者 生理学者 アレクサンダー氏の著書「生命の普遍的不変性」のまえがきより

3.ニコラス・ティンバーゲン

「アレクサンダー氏が自身の体の誤用に気づいたとき、彼は人々の観察を始め、そして少なくとも近代西洋社会においては、大多数の人々は、同じように欠陥のあるやり方で立ち、座り、動いていることを学んだ。」

ニコラス・ティンバーゲン教授、 ノーベル賞受賞者 (1973年 ノーベル医学生理学賞授賞のスピーチより)

「私は、アレクサンダー・テクニークを、高度に洗練されたリハビリテーションの一つとして推薦する。。。個人的な体験から、我々は、アレクサンダー氏や彼の支持者が主張していることを確認できる。それは、体の筋肉組織に違うように機能することを教えることで、様々な精神的および肉体的な機能低下や病気を、時には驚くべき度合いで、軽減することが可能であるということである。我々はすでに驚きをもって、高血圧、呼吸、眠りの深さ、全体的な機嫌のよさと意識の明晰さ、外的プレッシャーからの回復力、そして楽器を演奏するなどの洗練されたスキル、などの多様な分野において、驚異的な改善が起こっていることを知らされている。」

ニコラス・ティンバーゲン教授(1907-1988) ノーベル医学賞受賞者 1973年  (1973年 ノーベル医学生理学賞授賞のスピーチより)

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